スカイビュートレイルPre30 競技規定
こちらのページは2022年5月に行われた【Pre30大会】の案内です |
【競技規定】
◆前文
スカイビュートレイルPre30は5月の標高1,300m以上の地点を含む山岳地帯を中心に、約36kmを走破する大会です。選手には様々な傷病や遭難のリスクについて対応できる技術、装備、体力、自己管理能力を備えていることが求められます。また、その対応結果については選手自身が責任を負います。
コースは大会が占有しているものではなく、一般の方々も使用していることを十分に理解し、その通行を妨げてはいけません(一般利用者が優先)。
◆競技参加条件
1. 上州武尊山スカイビュートレイル参加誓約書、大会要項・競技規定・注意事項遵守すること。
◆競技方法
1. 一斉スタートで定められたコースのタイムレース方式です。
2. フィニッシュ地点の最終制限時間はスタートから9時間以内です。また、コース上の関門については、定められた関門制限時間内に出発する必要があります。
3. 関門制限時間及び最終制限時間を超えた選手はレースを中止し、スタッフの指示に従って下さい。
4. 定められた全必携品は、スタートからフィニッシュまでのレース中は常に各自で携帯して下さい。
5. ヘッドホン、イヤホンの使用は禁止です。
6. レースに登録していない者との併走は認められません。
◆自然保護について
1. トレイルから外れること、自然保護を重視し悪影響を与える行為を禁止します。
2. コース上および全区域で動植物、菌類、岩石などを採取、損傷することを禁止します。
3. トイレは大会が設置するトイレを使用。止むを得ないときは携帯トイレを使用して下さい。
◆ウォーターステーション等について
1. ウォーターステーションに紙コップはありません。補給は選手自身のカップやポットに行います。
2. 感染予防のため、ゴミは全て選手自身で持ち帰りをお願いします。
3. 主催者が管理しない者が、参加者に対し飲食物を提供する行為を禁止いたします。
◆救助について
1. 救護所はフィニッシュ会場にあり、救護員が待機しています。ただし、救護所で行うのは応急処置だけです。
2. スタッフが選手について競技の続行が不可能または危険を伴うと判断した場合、競技を中止させることがあります。この場合、中止宣言を受けた選手は大会スタッフの指示に従い計測ICチップとココヘリ(未契約者のみ)を返却して下さい。
3. レース中、ケガ、病気などで身動きできないランナーと遭遇した場合は、その救助を優先して下さい。位置を伝える際は約1km毎に設置予定のレスキューポイント看板を参考にして下さい。
◆コースについて
1. 土地所有者および管理者の許可を得て、必要最低限のマーキングテープ、表示看板、スタッフの配置を行います。コース上の道路は道路使用許可を得て使用しています。誘導スタッフの指示に従ってください。
2. 追い越し禁止区間、その他の制限を示す案内看板が設置された区間ではその指示に従って下さい。
3. コース上での、選手本人に起因しない予期せぬ障害があった場合は、速やかに大会本部や身近にいるスタッフに連絡を取り、大会本部の指示を仰いで下さい。状況により一定の制限時間延長の措置をとる場合があります。
◆通過人数・行方不明者の特定(ナンバーカード、ココヘリについて)
1. 計測ICチップにより出走人数、完走人数の管理及び通過チェックを行います。競技中は必ずナンバーカードを装着して下さい。計測場所の通過管理や行方不明者の氏名を特定します。
2. ナンバーカードは上半身の前面と背面に、他者から見えやすい位置に取り付けて下さい。
・ 前面は計測ICチップ付きナンバーカードを取り付けて下さい。
・ 背面はザックに取り付けても構いません。
・ 下半身やサイズを小さくして取り付けることは禁止です。
・ ナンバーカードは衣類などに隠れないようにして下さい。
3. ナンバーカードとココヘリは他者との交換は禁止です。
4. フィニッシュやリタイア後は、必ず近くのスタッフに計測ICチップとココヘリ(未契約者のみ)を返却して下さい。返却されないと行方不明者として扱われる場合があります。
5. 計測ICチップ、ココヘリ(未契約者のみ)が未返却の場合は紛失・事務手数料として各5,000円、2点の場合10,000円をお支払いいただきます。
◆装備について
必ず各自が装備し、レース中は常に携帯して下さい。必携品の不携帯は失格事由となりまのでご注意ください。
□必携品リスト
1. ナンバーカード2枚
2. ココヘリ(既契約者は自身の会員証、未契約者は大会側から貸与されます)
3. 携帯電話(大会事務局の電話番号を登録し番号は非通知にしない。十分に充電して下さい。)
4. 健康保険証(コピー不可)
5. 顔写真付きの身分証明証(免許証等・カラーコピー可)
6. 紙のコースマップ(電子地図の併用は可能であるが、必ず紙の地図を携帯すること)
7. コンパス(電子コンパス等のコンパス機能がある物でも可)
8. ポイズンリムーバー
9. ファーストエイドキット3点
①絆創膏 ②消毒薬または消毒用の水 ③ワンタッチパッド(8cmX10cm程度の大きさ)
10. テーピング用テープ(包帯、ストラップになるもの。2メートル×5センチ幅以上)
11. 水分 1000ml以上(スタートとウォーターステーション出発時)
12. エマージェンシーブランケット
13. 熊鈴
14. 携帯トイレ
15. 不織布マスク(予備も含め2枚以上)
16. ゴミ用ビニール袋3枚以上(ゴミは全てビニール袋に入れて持ち帰り)
□推奨携帯品
1. フード付きレインジャケットとレインパンツ
*雨天や低温に備え、どちらも「ゴアテックス」か、それと同等の防水・透湿機能を持ち、縫い目をシームテープで防水加工してあるものが望ましい。
2. 手袋(フィンガーレスのものは非推奨)
3. 最小限の現金
4. 携帯食料、個人用カップ(割れない物)
5. ライトとライトの予備電池またはモバイルバッテリー(携帯電話、スマートホンのライトは非推奨)
6. 除菌ティッシュやアルコールスプレーなど感染予防対策品
□その他勧める携帯品
・帽子 ・防水ケース ・日焼け止め ・ワセリン ・携帯電話用予備バッテリー
・ファーストエイドキット補足①ガーゼ②自着性収縮包帯
◆ストック・トレッキングポールの使用
1. 全コースで使用できます。
2. 必ず石突きにゴムキャップ等のカバーがあるものとします。
◆手荷物について
1. 公共交通機関をご利用の選手の手荷物は川場村体育館で預け入れができます。車でお越しの方はご自身で管理して下さい。
2. 貴重品は預け入れできません。
◆リタイアについて
1. リタイア(棄権)は、怪我やその他の事情により自力で移動できない場合を除き、ウォーターステーションでの申告となります。リタイア申告した後の自走は認められません。
2. リタイアする場合、必ず近くのスタッフに申告して下さい。その際、計測ICチップとココヘリ(未契約者のみ)は、フィニッシュ会場のスタッフに返却して下さい。また、ナンバーカードにはリタイア者と判別できるようにマークを付ける場合があります。
3. 競技役員は、明らかに制限時間までに指定された場所を通過できないと判断した選手に対し、競技の中止を指示する場合があります。この場合、選手は指示に従って下さい。
◆失格について
1. 規定に反した選手やスタッフの注意に従わない選手は失格になります。
2. 大会の趣旨に反する不正行為(ドーピング、コースのショートカット、乗り物の使用、代走、法律・条例に抵触する行為など)は失格になります。
◆異議申立てについて
1. 判定に不服がある場合、大会本部または事務局に供託金(10,000円)を添えて、異議申立てを行うことができます。
2. 異議申立て期限は、記録に関しては速報リザルト発表後30分以内、その他の事由を理由とするものについては競技終了後24時間以内とします。
3. 異議が認められれば供託金は返還され、認められない場合は返還されません。
4. 一度結論が出た案件について、再度の異議申立てはできません。
【注意事項】
◆大会出場中の著作権、掲載権
大会出場中の写真、映像、記録、記事等の新聞、雑誌、テレビ、インターネット等への著作権、掲載権は主催者に属します。選手は自身とサポーターの写真や映像、記録が公にされる場合があることに同意し、肖像権を行使しないものとします。
◆環境・地域・他者への配慮
1. レースを支える関係者や地元の人々、ボランティアに対する感謝の気持ちを忘れないで下さい。
2. 一般利用者の追い抜きは、安全な場所で走らず歩いて追い抜いてください。追い抜く際やすれ違う際は挨拶を忘れないで下さい。
3. 原則として追い越しはダブルトラックで行い、シングル幅の場合は先行者に合図を送り追い越して下さい。
4. 大会用の表示類は大会直前に設置され、終了後すぐに撤去されます。
◆救助および医療援助について
1. コースは広範囲にわたる山岳が主になるため、環境やその状況により救助が到着するまでに時間が長くかかる場合があります。
2. 主催者が必要と判断した場合、有償の救助隊を呼ぶことがあります。この場合の費用は、救護された方に負担していただきます。
3. 医師またはスタッフが必要と判断した場合、病院へ搬送することがあります。その際の医療費は、自己負担となります。病院から会場や自宅までの移動は、選手自身の判断で行って下さい。その場合の費用も選手の負担になります。
4. 大会主催者側で加入する選手の事故・傷病への補償をする傷害保険の範囲は以下となります。障害のみに適用され、病気や感染症には適用されません。
・死亡、後遺障害 500万円 ・入院(日額) 5,000円 ・通院(日額) 3,000円
5. 主催者が加入する傷害保険とは別に、各個人で保険の加入をお勧めいたします。また、過去1年以内に健康診断を受診し、その結果を確認・精査されることを強くお勧めいたします。
◆大会中止等の判断とその周知について
1. 下記の事由により大会の開催・継続が困難と主催者が判断した場合は、大会を中止もしくは縮小し、または中断する場合があります。また、コースや関門場所、制限時間を変更する場合もあります。
①.新型コロナウイルスなどの疫病で群馬県内に「緊急事態宣言」「まん延防止等重点措置」が発令されている場合、または、国や自治体から開催自粛を要請された場合は大会中止となります。
②.コース途中において崖崩れ、落石などが発生し、またはそのおそれがあり、ランナーの安全を確保できないと判断された場合
③.大地震等の災害が発生したときや、周辺地域に関わる大雨・暴風などの「気象警報」「土砂災害警戒警報」が発表された場合。
④.トレイルの状況が多数の参加者の利用に耐える状況にないと判断された場合。
⑤.主催者が様々な状況を考慮し、安全な大会運営が実施できないと判断した場合。
2. 開催中止、縮小・中断の通知方法などについては、その都度主催者が判断し決定します。
3. 大会中止等の判断は大会当日または前日までに大会ホームページおよび大会公式Facebookにて発表します。電話でのお問い合わせはご遠慮ください。レース中に中止等を判断した場合は、各ステーション等で公表します。
◆新型コロナウイルス感染予防特別規則
<体調管理>
大会期間前2週間は特に体調管理に気を付けてください。下記に該当することがある場合、来場を見合わせて下さい。
<大会期間~2週間前の状態>
□ 新型コロナウイルスの感染者、もしくは濃厚接触者(COCOA通知含む)、もしくは同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる場合
□ 体温測定を行い平熱の範囲を超えている日がある場合(平熱が37℃を超える方は予め主催者に通知が必要です)
□ 政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域等への渡航又は当該在住者との濃厚接触がある場合
<上記に加え、大会期間中の状態>
□ 体調が良くない場合や発熱・咳・のどの痛み・だるさ・呼吸困難・臭覚・味覚などの異常症状がある場合
<大会会場でのルール>
□ マスク着用(不織布マスク奨励、走行中を除く。但し、多数の人が集まる場所はマスクの着用をして下さい)
□ マスク等の感染予防品は各自で管理し、マスクは予備を準備しておいて下さい
□ ソーシャルディスタンスを心掛ける(できるだけ2mを目安に最低1m)
□ 大きな声で会話はしないで下さい
□ 唾や痰を吐くことは極力行わない(やむをえない場合は周囲を確認し飛沫飛散に注意)
□ 手洗いや手指消毒を心掛けて下さい
□ 飲食を行う場合は距離をあけ対面を避けて下さい
□ マイタオル・ゴミ袋を持参し自分のゴミは全て持ち帰って下さい
□ 主催者が参加者の申告を確認した際、個別に指示があった場合は受け入れること
□ 主催者が会場内で健康不良や感染防止ルール違反・迷惑行為があったと判断した方は、行動の制限や指示をさせて頂く場合があります
*運動中のマスク着用は選手の判断としますが、マスクを外した際は会話を控え、咳エチケットを徹底してください(運動中のマスク着用のメリットとデメリットは選手各自で判断して下さい)
*来場者(スタッフ、応援者等)も同様の体調管理と会場でのルールが適用されます
*感染症予防対策のため保健所・医療機関・行政などから個人情報の提供を求められた場合、応じることがあります。
<健康状態等のWEB申告>
申告が完了していないと大会参加できません。申告方法は別途ご案内いたします。
◆【申告その1】新型コロナウイルス関連
申告期限:5/21正午までに①~③のいずれかを証明できるものを申告して下さい
①2回以上の新型コロナウイルスワクチン接種を終え15日間以上経過している証明類
②3日前以内のPCR検査陰性証明
③前日の抗原定性検査陰性を証明
◆【申告その2】健康状態など
申告期間:大会当日5/22朝3時~会場来場前までに健康状態をWEB申告して下さい。
<大会終了~2週間>
◆新型コロナウイルス感染と診断された場合、主催者に速やかに通知してください。
<免責事項>
大会主催者は本大会に関わる全ての人の新型コロナウイルス感染に対する一切の責任を負いません。
印刷用DL 0509改編HP掲載【2022プレ】競技規定30.pdf (0.32MB)