安全対策・医療救護体制
Safety & Medical
レース中の事故・体調不良に備えた対応体制と行動指針をまとめています
ハイマウンテン130/ハイマウンテン80は、標高2,000m級の山岳環境を含むコースを走破する大会です。 高山域での大会開催にあたり、医療・救護・通信体制を含めた安全対策を整えています。 本ページでは、運用の考え方と、万が一の際に参加者が取るべき行動の基本を示します。
1. 医療救護体制・対応方針
本大会は、救急医療および野外医療の分野において豊富な経験とノウハウを有するメンバーの協力により、 医療救護体制を構築・運営しています。 山間部で複数のアクシデントが併発する状況も想定し、情報共有と初動対応の標準化を行っています。
救護対応の考え方
- 生命に関わる事案や重症が疑われるケースを最優先とします。
- 低体温・脱水・熱中症などの兆候がある場合は、早期の休息・保温・補給を重視します。
- 救護員が競技続行が危険と判断した場合、競技中止の指示を行うことがあります。
2. 救護要請・リタイア時の流れ
体調不良やケガが生じた場合は、自己判断で行動を続けず、できるだけ早くスタッフへ申告してください。 緊急時と非緊急時では対応が異なります。
緊急時(歩行困難・意識障害など)
- 安全な場所を確保し、無理な移動は避けてください。
- 大会本部へ連絡し、「状況」「人数」「現在地」を伝えてください。
- レスキューポイント看板や案内標識を現在地の目安としてください。
- スタッフ・救護員の指示に従い、対応を待ってください。
非緊急時・リタイア
最寄りのエイドステーションまたはスタッフに申告し、指示に従ってください。 フィニッシュまたはリタイア後は、必ず計測ICチップおよびココヘリ(貸与対象者のみ)を返却してください。
3. 通信・位置特定の考え方
山間部では携帯電話が圏外となる区間があります。 本大会では、通過管理および行方不明者の特定対策として、ナンバーカード(ICチップ)とココヘリを運用しています。
また、電波が利用できる環境においては、ゼッケンに掲示されたQRコードから通報フォームへ入力する救護連絡手段を用意しています。 QR通報の詳細な利用方法は、以下の専用ページをご確認ください。電話連絡される場合でも、 現在地の緯度・経度情報を把握し共有できると、救護・救助対応をより迅速に行うことができます。 スマートフォンやGPS機器で表示される緯度・経度を、可能な範囲で伝えるようにしてください。
4. 荒天時・中止判断の考え方
雷・強風・濃霧・大雨・急激な気温低下などにより安全な競技運営が困難と判断される場合、 主催者はコース短縮、区間カット、スタート遅延、または中止の判断を行います。
判断および周知は、安全最優先を原則とし、公式サイト、SNS、SMS、会場アナウンス、 およびスタッフからの伝達により行います。
サイトガイド
レース参加に必要な情報は、以下のページにまとめています。未確認の項目がないか、あわせてご確認ください。
